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栃木県議会
>
2020-08-26
>
令和 2年 8月災害対策特別委員会(令和2年度)-08月26日-01号
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栃木県議会 2020-08-26
令和 2年 8月災害対策特別委員会(令和2年度)-08月26日-01号
取得元:
栃木県議会公式サイト
最終取得日: 2022-12-22
令和
2年 8月
災害対策特別委員会
(
令和
2年度)-08月26日-01
号令和
2年 8月
災害対策特別委員会
(
令和
2年度)
災害対策特別委員会会議記録
1
開会日時
令和
2年8月26日(水)午後1時31分~午後2時01分 2 場所 第6
委員会室
3
委員氏名
委 員 長
五十嵐
清 副
委員長
螺 良 昭 人 委 員 金 子 武 蔵 中 屋 大 塩 田 ひとし 吉 羽 茂 琴 寄 昌 男 白 石 資 隆 斉 藤 孝 明 山 口 恒 夫 金 子 裕 三 森 文 徳 木 村 好 文 4
委員外出席議員
野 村 せつ子 5
執行部出席者
県民生活部長
千金楽
宏
次長
兼
県民文化課長
野 原 恵美子
危機管理監
松 村 誠
危機管理課長
神 山 正 幸
消防防災課長
佐 藤 雅 彦
県民文化課総務主幹
小 林
基予子
次長
兼
総合政策課長
仲 山 信 之
デジタル戦略室長
大 森 豊
総合政策課政策調整監
髙 橋 一 貴
行政改革ICT推進課長
萩 原 英 樹
次長
兼
環境森林政策課長
坂 入 武 司
森林整備課長
仁 平 康 介
農政部次長
青 栁 俊 明
農地整備課長
渡 邉 修 一
県土整備部次長
田 城 均 参事兼
河川課長
橋 本 正 人
砂防水資源課長
齋 藤 美 明 6
出席
を求めた
参考人
なし
7
会議
に付した事件 (1)
ICT
や
未来技術等
を
活用
した
災害対策
について (2)
避難所
における
新型コロナ感染症対策
に係る
市町
が
備蓄
する
物資
の
目安
について 8 その他の
必要事項
なし
──────────────────── 午後1時31分 開会 ○
五十嵐清
委員長
ただいまから
災害対策特別委員会
を開会します。 本日の
会議録署名委員
に、
木村委員
、
金子武蔵委員
を指名します。ご了承願います。
最初
に、
執行部
への
出席要求
についてです。 本日の
委員会
において、
説明
のため
出席
を求めた者は、
配付資料
のとおりです。ご了承願います。 それでは、
議事
に入ります。
議事
(1)
ICT
や
未来技術等
を
活用
した
災害対策
について、
執行部
の
説明
を求めます。 なお、
質疑
については
説明終了
後に行うこととしますので、ご了承願います。
説明
は着席のままで結構です。
松村危機管理監
。 ◎
松村
危機管理監
それでは、
ICT
や
未来技術等
を
活用
した
災害対策
について
説明
させていただきます。
資料
1をご覧ください。 これは、これまでの
取組
や今後の
取組
、
検討事例
の
一覧表
となっています。表の左側にあるとおり、縦軸を
災害
に対する
準備期
、
初動期
のうちの
被害発生
時、
初動期
のうちの
災害対応
時、
応急
・
復旧復興期
の4つに分け、横軸として、
東日本台風
以前からの
取組
、
台風
後の
取組
、今後
ICT
の
活用
が見込まれる
事例
の3つに分けて整理しています。
別紙
1と2を添付させていただきましたが、これは
資料
1に
記載
した
事項
の
代表的事項
の
説明資料
となっています。適宜これらを使いながら
説明
させていただきます。 では、
資料
1を
説明
させていただきます。 まず、
東日本台風
以前からの
取組
としまして、
準備期
には
土砂災害警戒区域
や
洪水浸水想定区域図等
の公開、
河川水位情報等
の提供、
被害発生
時には
マスコミ
や
県民
への
情報提供
、
市町
などへの
洪水情報
や
土砂災害警戒情報
の
通知
を、
災害対応期
には
防災情報システム
を使った
市町
や
防災関係機関
との
情報共有
を行ってまいりました。
別紙
1をご覧ください。 これは、県と
市町
が
防災関係機関
などとの
情報
のやり取りを行う栃木県
防災行政ネットワークシステム
の
概要図
ですが、参考までに付けさせていただきました。
資料
1にお戻りください。 中ほどの欄、縦の欄にあります
東日本台風
後の
取組
です。 既に、この
委員会
において
災害対応
の
進捗状況
として報告させていただいた
事項
がほとんどですが、改めて
説明
させていただきます。 まず、
準備期
の
1つ目
の丸ですが、
土砂災害警戒区域
や
洪水浸水想定区域図等
について追加したこれらの
区域
を、順次
県ホームページ等
において公開しています。
2つ目
の丸ですが、
河川
における
危機管理型水位計
や
監視カメラ
の増設を進めています。
被害発生期
の
1つ目
の丸は、
県ホームページ
に関することですが、
キャッシュサイト
を
導入
することにより
大量アクセス
への
対応能力
を強化しています。 次の丸ですが、今年4月から
住民
への
洪水情報等
の
プッシュ型配信
を行う
緊急速報メール
を実施しています。 その下の
災害対応期
の
物資調達
・
輸送調整等支援システム
ですが、これは国が
導入
した
システム
です。
概要
を
説明
させていただきますと、まず、国と都道府県、
市町
村との間で
被災者
の
支援
に必要となる
物資
の
調達
・
輸送等
に関する必要な
情報
を共有し、その
調整
を効率化することで迅速かつ円滑な
支援
を目的とするものです。これにより、
避難所
のニーズと必要な
物資
の発注、
物資調達状況等
を
確認
、
管理
できるほか、
平素
からも
物資拠点等
における
備蓄物資
の
管理
に
活用
できるものです。
最後
の
応急
・
復旧復興期
の
ユーチューブ
を利用した
情報発信
ですが、
洪水等
に関する
警戒情報
の解説、田川や
秋山川等
における
改良復旧事業
の
概要説明
を
ユーチューブ
により
住民
に提供しています。 続きまして、一番右側の欄、今年度以降に
ICT
の
活用
が見込まれる
事例
などの
説明
をさせていただきます。
1つ目
の丸、
避難情報等
の
配信
ですが、
災害
から命を守るためには正確な
情報
の把握が極めて重要となっています。特に、
避難
に関する
情報
は漏れがないようにいろいろな系統から分かりやすく
住民
に発信する必要があります。このため、今般の
スマートフォン
の
普及状況
に鑑み、個々の
スマートフォン
に必要な
情報
を直接送ることが迅速な
避難
に結びつくのではないかと考えています。また、
平素
からも
災害
に対する啓発などに
活用
できると考えていますので、今後
検討
してまいりたいと思っているところです。
2つ目
の丸は、
航空レーザー計測等
による林地の
地籍調査
です。
別紙
2の1ページの上をご覧ください。 これは
航空レーザー計測
を
活用
した
地籍調査
の
データ
を、今年度
整備予定
の
森林クラウド
に座標化して搭載することにより、
災害
時における迅速な境界の
確認
・復元が可能となります。 また、県、
市町
、
林業事業体
間の
情報共有
や、
現場
においても
タブレット端末
での
情報確認
が容易となっています。
資料
1にお戻りください。 次の丸の
中小企業
の
自家消費型災害
時
電源強靱化
の
推進
ですが、これも先ほどの
資料
2の1ページの
中段
に
記載
していますので、
資料
も併せてご覧ください。
中小企業
における
自然災害
による
停電被害
が頻発していることから、その
電源
の
強靱化
が急務となっています。このため、
災害
時の
停電
時においても
電力
を供給でき、通常時は
CO2削減
に貢献できる
再生可能エネルギー
と蓄電池などを組み合わせたモデル的な
設備導入事例創出
のために
太陽光発電施設設置可能性調査
を行うこととしています。
資料
1にお戻りください。 次の丸ですが、
防災重点ため池
の
水位計
・
監視カメラ設置
への
支援
ですが、
土地改良
区などの
ため池管理者
が行うこれらの
施設
の
設置
の
支援
を行っていこうというものです。 次の欄、
被害発生
時の
最初
の丸、
住民
が発するいろいろな
情報
の収集・
配信
ですが、これも
別紙
2の2ページ目の上に
記載
した絵もご覧になってください。
災害
時にはツイッターとか
フェイスブック
などSNS上には様々な
情報
が寄せられます。その中には不正確な
情報
やデマといった
情報
もありますが、リアルタイムの
災害発生
を知らせるものや
人命救助
を必要とする
事項
の
発生
を訴えるものなど有効な
情報
も含まれています。こういった様々な
情報
を、AIを用いてその
信ぴょう性等
を判断して、
情報
として有効と判断されたものについては、Botというものを使い、例えば
河川氾濫
とか
洪水
、
建物倒壊
、
住家被害
、
林野火災
といったカテゴリーに分類して、最終的なこの
情報
を
市町
や消防、自衛隊などといった
連携先
に
情報提供
しようとするものです。この
取組
は今年度、本県において
IoT推進ラボ事業
として
実証実験
を実施する
予定
としています。
資料
1にお戻りください。 次の丸の
次世代自動車
を
活用
した
災害
時の
電源供給
ですが、
記載
のとおり、
停電
時には
避難所等
へ
自動車販売店協会
との
協定
により
外部給電車両
を派遣し、
電力
の供給を行うこととしています。 次の
災害対応期
の
ウェブ会議
による
市町
との
情報共有
ですが、これも同じく
別紙
2の
中段
以降、下の絵も一緒にご覧ください。 大
規模災害発生
時における
災害対策本部会議
などでの
活用
を念頭に、
インターネット回線
を用いた
ウェブ会議
の
導入
を
検討
してまいります。ここでは1対1の通信だけではなく、複数の
関係者
が同時に接続できる形式も
検討
してまいりたいと考えています。 なお、この
資料
に
記載
した写真は、岡山県における
災害対策本部
の
運営
に関する訓練の中で行われた
ウェブ会議
の様子となっています。
資料
1にお戻りください。
最後
となりますが、
応急
・
復旧復興期
の
活用事例
ですが、ここでは
被災者生活再建
における
支援システム
の
導入促進
についてです。こちらは実際に
住家
の
被害認定調査
や
罹災証明書
の
発行
を行う
市町
が
導入
することが有効と考えるものです。
別紙
2の3ページ、
最後
のページ、こちらの
資料
も併せてご覧ください。
災害
により
住家
に
被害
を受けた方々の速やかな
生活再建
のためには、迅速な家屋の
被害認定調査
や
罹災証明書
の
発行
が必要となってきます。しかし、これらを所管する
市町職員
の多くはこれらの
業務
に不慣れであったり、また、
災害規模
によっては処理すべき件数も膨大なものとなり、的確かつ迅速な処理が困難となった
事例
も
発生
しています。 このため、迅速な
被災者
の
生活再建支援
と職員の
負担軽減
を図るため、
被害認定調査
に
タブレット端末
を
活用
し、そのアプリケーション上に示される
入力項目
に
必要事項
を入力することにより、迅速な
被害認定
を行うとともに、
罹災証明書
の
発行業務
を
専用システム
が行いまして、
タブレット端末
に入力した
情報
を
罹災証明書
の
発行業務等
に
活用
しようとするものです。これにより、
資料
2の中ほどの
効果
のところですが、
被害認定調査
結果の
自動データ化
、集約、
管理
が可能となるなどの
効果
が見込まれます。
導入
の課題ですが、
システム
の
導入
や
運営
に、ある
程度
の費用がかかることです。しかしながら、
罹災証明書
の
発行業務
の
迅速化
が図れる有効な
システム
ですので、
市町
に対しては引き続き
導入
への
検討
をお願いしてまいりたいと考えています。 私からは以上です。よろしくお願いします。 ○
五十嵐清
委員長
以上で
説明
は終了しました。
委員
の
質疑
をお願いします。
金子武蔵委員
。 ◆
金子武蔵
委員
別紙
1の
Lアラート
について、ここには
マスメディア等
に対する
避難勧告等
の
情報発信
は
市町
のみと
記載
されておりますが、県のほうにも
Lアラート
の
記載
があります。
理解不足
ですが、
マスメディア等
への
避難勧告等
の
情報発信
は
市町
のみとなっていることについて、県からは
情報発信
しなくてもよいものなのでしょうか。 ○
五十嵐清
委員長
神山危機管理課長
。 ◎
神山
危機管理課長
防災情報システム
の
関係
ですが、
市町
で例えば
避難勧告等
を発令した場合、
Lアラート
に関してですが、県の
システム
を経由して
マスコミ
にその
情報
が伝達される
システム
になります。 ○
五十嵐清
委員長
金子委員
。 ◆
金子武蔵
委員
県の
システム
を経由して
情報
が伝達されるということでしょうか。 ○
五十嵐清
委員長
神山危機管理課長
。 ◎
神山
危機管理課長
市町
で発令した
情報
を県の
システム
で一元的に
管理
して、必要な、例えば先ほど言いました
マスコミ
を含めて
関係
する部署にその
情報
を伝達すると、そのような仕組みになっています。 ○
五十嵐清
委員長
よろしいですか。(「はい」の声あり) ほかにございませんか。
白石委員
。 ◆
白石資隆
委員
ウェブ会議
の
導入
を
検討
する旨
記載
されておりますが、いつ頃
導入
することを考えているのでしょうか。 ○
五十嵐清
委員長
松村危機管理監
。 ◎
松村
危機管理監
県としては、ある
程度
の設備的なものは整っているところですが、
市町
において県と
互換性
があると申しましょうか、どの
程度
の
システム
があるかということを今後調査してまいりたいと思います。
ウェブ会議
、設定までにどの
程度
の
市町
に対して
人的支援
ができるか、準備ができるか等を考えまして、なるべく早い時期にウェブ
システム
の
導入
が可能な
環境
となるよう、
市町
とも
調整
を進めてまいりたいと思います。 ○
五十嵐清
委員長
白石委員
。 ◆
白石資隆
委員
今年は無理かと思うのですが、来年の大雨の時期までには準備できるのでしょうか。 ○
五十嵐清
委員長
松村危機管理監
。 ◎
松村
危機管理監
やはり、
お互い
に顔を見ながら、
資料
を示しながら
意見
交換したほうが有効だと思いますので、なるべく早い時期の
導入
に向けて頑張っていきたいと思います。 ○
五十嵐清
委員長
白石委員
。 ◆
白石資隆
委員
以前、
県政経営委員会
で
愛媛
県や
広島県
と
オンライン会議
を実施したのですが、その際に
愛媛
県とうまくつながらない状態が30分くらい続いたのです。
愛媛
県側に原因があったようですが、このような事案がありましたので、
導入
した際には必ずつながることを
確認
して、少なくとも来年9月、10月の
台風
が来る
可能性
がある時期までには確実に
導入
していただくようお願いしたいと思います。
○
五十嵐清
委員長
要望
でよろしいですか。(「
要望
です」の声あり) ほかにございませんか。
吉羽委員
。 ◆
吉羽茂
委員
住民
の生命や安全というのは最優先されると思うのです。天候不順で、いつ大
規模災害
が
発生
するか分かりません。地震、
台風
、
ゲリラ豪雨
を含めて、大
規模災害
に対しては安全の
確保
が第一だと思います。そのためには、大
規模災害
が起きる前の予測、
気象情報
や
警戒情報
、その他いろいろあると思うのですが、予測できない場合もあります。その場合には
避難所
の
確保
が一番大きな問題だと思います。
避難所
の
確保
をきちんと
市町
との
連携
を緊密に平時からやっていただきたいということが1点です。 もう一つは、
電源
の
確保
も大切だと思うので、これらの
エネルギー
や食料の
調達
などを
業者
あるいは様々な
関係団体
と平時から
連携
を密にして取り組んでいただきたいと思います。
最後
にもう1点、
危機意識
を地域のリーダーに認識してもらい、ぜひ県と
市町
とのパイプ役のような
関係
をつくっていただき、迅速な
避難対応
ができればよいと思いますので、そういった日頃の
対応
をしっかりとやっていただければありがたいと思います。 以上です。 ○
五十嵐清
委員長
要望
でよろしいですか。(「
要望
です」の声あり)
議事
から範囲的に広がっていた部分があるので、
要望
として、後々、
報告書
をまとめる際に
意見
として採用していきたいと思います。 ほかにございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ声あり) ○
五十嵐清
委員長
それでは、以上で
質疑
を終了します。 次に、
議事
(2)
避難所
における
新型コロナウイルス感染症対策
に係る
市町
が
備蓄
する
物資
の
目安
について、
執行部
の
説明
を求めます。
松村危機管理監
。 ◎
松村
危機管理監
前回の
委員会
で
新型コロナウイルス感染症対策
に係る
市町
の
備蓄
に関しては、県が合理的な基準を示して
市町
に
備蓄
を促進していくべきであるという
意見
をいただいたところです。この
意見
を踏まえて、県が考える
市町
の最低限の
備蓄目標
を定め、これに沿って
備蓄
を促進していただくよう
市町
に
通知
しましたので、本日はその
概要
を
説明
させていただきます。
資料
2をご覧ください。 今回は、
避難所
における
新型コロナウイルス感染症対策物資
として重要な
マスク
、
消毒液
など、
記載
の5つの
物資
について
備蓄目標
を設定しました。
備蓄目標数値
の算定の根拠となるのは
避難者
の数ですが、これはそれぞれの
市町
における実際の
災害
時における
最大
の
避難者数
を選定しており、多くは昨年の
東日本台風
における
数値
ですが、そのほかでは
東日本大震災
や
関東東北豪雨
などの
数値
となっています。 そのほかには
避難所
の
開設数
も過去の
最大値
を選定しています。
資料
2中、1の
マスク
と2の
消毒液
ですが、こちらは
市町ごと
の
最大避難者数
に
対応
して7日分の
備蓄
をお願いしてあります。3の非
接触型検温器
については、過去
最大
の
避難所開設
数分の
備蓄
を、4の
段ボールベッド
については、
避難所生活
3日目以降となる
避難者
に対して支給することとしており、
東日本台風
時の
最大避難者数
が約2万3,000人であったものが、15日のお昼には200人を切るまでに減少したことなどから約1%と見込み、こちらの数を最低限保有するようお願いしてあります。5の
パーティション
については、まずは
体調不良者
に対して支給することとし、加えて
段ボールベッド
と同様、
避難所生活
3日目以降の
避難者
に支給することとし、その数を
避難者数
の5%と想定しました。そのほかの方には、当初については
お互い
の距離を取ることで
対応
することが必要と考えています。 また、私
ども県
で
備蓄
しているこれらの数ですが、
マスク
が14万枚、
消毒液
が1,300リットル、
検温器
が125個、
パーティション
が300セット、
段ボールベッド
が200セットとなっています。万一、
市町
に不足が生じた場合は、これらを送ることとしまして、それでも不足する場合には、県と
協定
を締結している企業から購入したり、さらには国からの
支援
も求めることとしています。今後とも
市町
と
連携
を密にし、適切な
対応
に努めてまいりたいと考えています。
備蓄
については以上です。 次に、
資料
はありませんが、国における
被災者生活再建支援制度
の
見直し
について報告させていただきます。 これについては1か月ほど前の新聞で報道されたものですが、現在、
被災者支援
として
自然災害
により住宅が全壊、または大
規模半壊
となった場合などには、
最大
で300万円の
支援金
が支給されますが、今後の
見直し
として、これを半壊についてもその損壊の
程度
に応じて一部を
支援
すべきとして国のほうで
検討
に入ったということです。 なお、
支援対象
の拡大には
被災者生活再建支援法
の改正が必要となっています。国からは
検討
の
進捗状況
について連絡がまだありませんが、詳細を把握した場合については、あらかじめ報告させていただきます。 私からの
説明
は以上です。よろしくお願いします。 ○
五十嵐清
委員長
ありがとうございました。 それでは、
委員
の
質疑
をお願いします。
木村委員
。 ◆
木村好文
委員
説明
を受けましたが、これだけの
物資
をそれぞれの地域で
確保
しなければならないわけです。これを
市町
に
通知
すると思うのですが、いつまでに
備蓄
してくださいといった計画などはあるのでしょうか。 ○
五十嵐清
委員長
松村危機管理監
。 ◎
松村
危機管理監
通知
は先週したのですが、実は先月、
予定
より半月ほど早めまして、
担当者
が25
市町
全部回って、
市町
の
備蓄状況
と
備蓄促進
のお願いをしてきました。ですので、この
通知
以前から
皆さん
に取り組んでいただいています。 今回の基準をつくったときに、また改めて電話で
確認
してみたのですが、かなり多くの
市町
で県が
目標
と設定しているものはクリアできている
状況
です。
市町
としても、さらなる
備蓄
に努めているという
状況
は
確認
できました。 ○
五十嵐清
委員長
木村委員
。 ◆
木村好文
委員
かなりではなくて、全部の
市町
でクリアしなければ駄目だと考えます。 ○
五十嵐清
委員長
よろしいですか。(「はい」の声あり) ほかにございませんか。
山口委員
。 ◆
山口恒夫
委員
細かい点で恐縮ですが、4番の
段ボールベッド
と5番の
パーティション
について、
現場
の
避難所
において
業者
とも
いろいろ話
をさせてもらっていますが、
段ボールベッド
というものは予想以上にしっかりしている。こんな小さいもので大丈夫かと思いながらもすごくしっかりしていたと認識しているのですが、
段ボールベッド
の一番弱いところは高さです。一定の高さを
確保
することで隣の家族との間を遮蔽する
効果
が期待できますが、結局、高い部分は安定しないで落ちてきます。
プライバシー
といっても隣の声が聞こえてしまうことは仕方がないのかもしれないですが、
段ボールベッド
は最高で150センチメートルくらいと聞いています。大体
皆さん
の身長はそれよりも高いですから、例えば
目と目
が合うことがあり、やはり
段ボール
では遮蔽することはなかなか難しい。そうした場合に、
パーティション
というのは、
業者
によって若干差はありますが170センチメートルから200センチメートルくらいはあると聞いています。その辺りを、県としてはどのように考えているのか、
市町
に対してどのように指導しているのかということをお聞きしたいと思います。 ○
五十嵐清
委員長
神山危機管理課長
。 ◎
神山
危機管理課長
質問の
段ボールベッド
については、多分45センチメートルや60センチメートルという高さになるかと思います。
パーティション
の
関係
ですが、やはりその中で一定期間生活するものですから、飛沫が飛ばないような高さということで大体145センチメートルを
目安
にという話もあるものですから、基本的には
市町
もその
目安
を踏まえた上で、今まで
確保
されていると思います。 ちなみに県では、
パーティション
は145センチメートルのものを200個、それと、
応急
に購入する
関係
もありましたから110センチメートルのものを100個、これを早々に手配できたものですから、そういう形で
対応
しています。 また、
パーティション
は、高いほうが飛沫が飛ばなくてよいという話もあるのですが、
避難所
の
管理運営上
、
避難者
が
健康状態
を保っているかどうか、あまり高いと
確認
しにくいという話もあるものですから、
あと盗難関係
もあるものですから、やはりある
程度
の高さ、
管理
上の
関係
もありますから、そのような形で整備するようにお願いしています。 ○
五十嵐清
委員長
山口委員
。 ◆
山口恒夫
委員
避難所
の
運営
には様々な制約が課されているかと思います。そういった中で、今回も話題になっている
新型コロナウイルス感染症対策
によって、本来
避難所
に
避難
してもらいたい人が、
避難所
には
避難
したくないという気持ちになっています。
避難
したらやはり安心だと思ってもらうことが一番大切であり、
避難所
の機材についてもしっかりと
プライバシー
が守れる、そういった
環境
を構築していくことが大切だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○
五十嵐清
委員長
ほかにございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ声あり) ○
五十嵐清
委員長
それでは、以上で
質疑
を終了します。 次に、その他の件で何かございましたらお願いします。 (「
なし
」と呼ぶ声あり) ○
五十嵐清
委員長
なければ、その他の件についても終了します。 次に、次回
委員会
についてですが、10月1日木曜日、午後1時30分から開催します。 なお、年度当初に示した
年間活動計画
における10月1日の
調査事項
は
委員間協議
のみでしたが、警察における
災害対応
についても議題とさせていただきますので、ご了承願います。 また、10月14日水曜日に
ICT
や
未来技術等
を
活用
した
災害対策
に関する県内調査を
予定
していましたが、
ICT
や未来技術に係る、より広範で専門的な
取組
を調査したいと思いますので、県内調査に代えまして、専門家を
参考人
として招致し、調査を行うこととさせていただきます。 なお、
調査事項
や専門家の人選については正副
委員長
に一任いただければと思いますので、併せてご了承願います。 以上で、本日の日程は全て終了しました。 これをもちまして、本日の
災害対策特別委員会
を閉会いたします。 午後2時01分 閉会...
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